QpManagerで使用するSNMP。SNMPによって管理できるのは情報が管理されている機器についてのみ。この機器の管理情報はMIB(Management Information Base)と呼ばれる。SNMPでは監視対象のMIBの情報から対象機器の状況を判断する。そのため、MIBに情報が無い機器に関しては監視ができない。
では具体的にMIBとはどんな情報なのか?
MIBで管理されている機器の情報はオブジェクトと呼ばれる単位で管理されているとのこと。オブジェクトには固有のIDが割り振られており、このIDのことをOID(オブジェクトID)というみたい。このOIDのフォーマットはピリオドで区切られた.1.3.6.1.4.1.2021.11.9.0な数字。
簡単にSNMPを利用して、機器情報を確認するには、snmpwalkコマンドを使用すれば良い。
snmpwalk -v-c <コミュニティ名> <ホスト名> <検索範囲(OID)> snmpwalk -v1 -c public localhost .
この例だと、MIBツリーの管理情報が全て出てくる。
今回対象となるLinuxサーバでこのコマンドを使用したが、CPU使用率やメモリの使用率のOIDに関してはMIBツリーに情報が登録されていないと言われエラーになる…。てことは管理対象とされていないのか?
んー、どうやったら拾えるんだ?