P2P型の暗号通貨であるBitcoinのクライアントであるBitcoindをセットアップしてみた。
こちら近畿大学山崎研究室 | 仮想通貨実験プロジェクトのブログを参考にセットアップ。
環境
bitcoindのインストール
まずはパッケージリポジトリを追加してbitcoindをインストール。(bitcoin-qtはGUI版のクライアント)
$ sudo apt-add-repository ppa:bitcoin/bitcoin $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install bitcoind bitcoin-qt
続いて
$ bitcoind
を実行すると(この段階ではエラーになる)$HOME/.bitcoinディレクトリが生成されるので、その直下に↓の内容でbitcoin.confを作成する。rpcuserとprcpasswordはbitcoindを実行した際に推奨値が表示されるのでそれをそのまま利用。
rpcuser=RPCサーバへ接続するときのユーザ名 rpcpassword=RPCサーバへ接続するときのパスワード txindex=1 server=1 daemon=1
bitcoindの起動とブロックチェーンの同期
↓のコマンドでbitcoindがdaemonとして起動。
$ bitcoind -daemon
起動したdaemonの停止はbitcon-cliコマンドで可能。
$ bitcoin-cli stop
bitcoindが起動するとブロックチェーンの同期が開始され、同期されたブロック数は下記コマンドで確認できる。
$ bitcoin-cli getblockcount 350348
どれくらい同期が進んでるのかは、
https://blockchain.info/q/getblockcount
にアクセスすると最新のブロック数が分かるので、これとgetblockcountの結果を比較すれば分かる。
※ 同期が終わるのに大体1日くらいかかるので、これが待てないという場合は↓に書かれてるようにtorrentでbootstrap.datを予めダウンロードしてそれを取り込むというアプローチもある。
同期が完了した時点でディスク容量を確認すると現時点で約40GBほどのディスクを消費。
結構ディスク食うと思ったけど、Bitcoinの全取引履歴が格納されていると思うと意外と少ないかも。